このページでわかること
- 補正下着とは何か、ガードル・ボディスーツ・ウエストニッパーの違い
- 丈・押さえ具合・ウエストの高さから選ぶ考え方
- ウエストとヒップで合わせるサイズの選び方と、着け方・脱ぎ方
- 夏のむれ・トイレ・食い込みなどの困りごとと、お手入れ
もくじ
- 補正下着(補整下着)とは
- ガードル・ボディスーツ・ウエストニッパーの違い
- ガードルの選び方は「丈・押さえ具合・ウエストの高さ」
- サイズはウエストとヒップで選ぶ
- 着け方と脱ぎ方
- 季節やトイレの困りごと
- お手入れと替えどき
- よくある質問
補正下着(補整下着)とは
補正下着(補整下着)とは、伸びる生地の力で体を包み、着けている間のお腹・ヒップ・ウエストなどのラインを整えて見せる下着です。英語ではファンデーションと呼ばれ、ブラジャーと組み合わせて着るものが中心です。「補正」と「補整」はどちらも同じものを指し、下着の売り場や商品名では「補整」と書かれることが多くなっています。
補正下着は、着ている間の見え方や押さえ具合を変えるもので、脱いだあとの体型を変えるものではありません。パンツやタイトスカートを着たときにお腹まわりのラインをなめらかにしたい日、ドレスの下でウエストをすっきり見せたい日など、服と場面に合わせて選ぶ下着と考えると選びやすくなります。
ガードル・ボディスーツ・ウエストニッパーの違い
補正下着の代表は、ガードル、ボディスーツ、ウエストニッパーの3つです。覆う範囲で見分けると違いがわかりやすくなります。
| 種類 | 覆う範囲 | 見え方の特徴 | 合わせやすい服・場面 |
| ロングガードル | お腹から太ももの中ほど〜ひざ上 | ヒップから太ももへのラインがつながって見える | 細身のパンツ、スキニー、タイトスカート |
| ショートガードル | お腹から脚の付け根あたり | ヒップまわりを中心に整えて見せる。はきやすい | スカート、ワンピース、ゆったりしたパンツ |
| ショーツ型ガードル | ショーツと同じくらいの範囲 | 押さえ具合はひかえめ。ショーツ感覚ではける | 毎日の服、はじめての1枚 |
| ボディスーツ | 胸からヒップまでを1枚で | 上下の境目がなく、胴まわりがなめらかに見える | 体に沿うワンピース、きちんとした服装の日 |
| ウエストニッパー | 胸の下からウエストまわり | ウエストのくびれを見せる | ドレス、ブライダル、フォーマル |
| ボディシェイパー(ブラ付きなど) | 胸の下〜お腹、ブラと一体のものも | 上半身の段差をなめらかに見せる | ニットやカットソーなど上半身に沿う服 |
ガードルとショーツの中間にあたるショーツ型は、「ガードルショーツ」などの名前でも売られています。ボディスーツは股の部分(クロッチ)がホックで開くものが多く、ウエストニッパーは前をホックで留める帯状のつくりが一般的です。ひもで締め上げるコルセットは、補正下着の歴史の中で長く使われてきた形で、今はドレスやランジェリーとして選ばれることが多くなっています。
種類ごとの商品は、ガードル(ロングガードル・ショートガードル)、ボディスーツ、ボディシェイパー、ウエストニッパーの一覧から見られます。
ガードルの選び方は「丈・押さえ具合・ウエストの高さ」
ガードルを選ぶときは、次の3つを順に決めていくと迷いにくくなります。
ガードルを選ぶときのチェック
- 丈:スカートの日はショート、パンツの日はロング、と合わせる服で決めます。丈が長いほど脚まわりのラインまで整って見えますが、はくのに少し手間がかかります。
- 押さえ具合:商品によって「ソフト」「ミディアム」「ハード」などと書かれています。呼び方の基準はメーカーごとに違うので目安として見ます。はじめての方や長い時間はく日は、やわらかいものから試すのがおすすめです。
- ウエストの高さ:おへそが隠れるハイウエストはお腹まわりまで整えて見せたいとき、おへそのあたりのミドルウエストはいちばん合わせやすく、ローウエストは股上の浅いボトムに向きます。ボトムのウエストより上に出ない高さを選ぶと、服の上にひびきにくくなります。
生地は、ナイロンとポリウレタンを組み合わせた伸びる素材が中心です。ポリウレタンの割合や生地の編み方で押さえ具合が変わります。肌に触れる部分の素材は、タグの表示で確かめましょう。下着には繊維の組成と取り扱い方法、表示した会社の連絡先を表示することが、家庭用品品質表示法にもとづく規程で決められています(消費者庁)。
ストッキングなどで使われる「着圧」も、衣類が体を押す力のことです。補正下着の押さえ具合も同じ考え方で、強いほどよいわけではありません。1日着けていられる強さを基準にしてください。
サイズはウエストとヒップで選ぶ
ガードルのサイズは、ウエストとヒップの2か所で選びます。表記は「64・70・76」のようなウエストの数字や、S・M・Lなどのアルファベットが一般的です。どちらの表記でも、商品ページのサイズ表に対応するウエストとヒップの範囲が書かれています。
- ウエストは、胴のいちばん細いところを、メジャーを水平にして測ります。
- ヒップは、お尻のいちばん高いところを、メジャーを水平にして測ります。
- サイズ表で、2つの数字がどちらも範囲に入るサイズを選びます。
- ウエストとヒップで別のサイズになったときは、ヒップに合わせます。締めつけが苦手な方は大きいほうを選びます。
「小さめのほうが整って見える」と考えて、ひとつ下のサイズを選ぶ方もいますが、小さすぎると脚の付け根やウエストに食い込み、かえってラインが段になって見えることがあります。ボディスーツはバストとヒップの両方、ウエストニッパーはアンダーバストとウエストのサイズも見て選びます。測り方はサイズガイド(測り方とサイズ表)で紹介しています。
着け方と脱ぎ方
補正下着は伸びにくい生地のものほど、着け方で見え方と着け心地が変わります。爪で生地を引っかけないよう、手のひらで扱うのがコツです。
- ガードルは裾を外側に折り返し、短くしてから足を通します。
- 太もも、ヒップ、お腹の順に、少しずつ引き上げます。一気に引っぱると生地が丸まって食い込みやすくなります。
- ヒップの縫い目や切り替えが、お尻の丸みの位置に合っているかを鏡で見ます。
- 折り返した裾を伸ばし、ウエストと裾に丸まりやねじれがないかを確かめます。
脱ぐときは、ウエストから裏返すように少しずつ下ろします。ボディスーツは股のホックを外してから、肩ひもを下ろして上から脱ぎます。ウエストニッパーは、下から順にホックを留め、苦しくない段で留めるのが基本です。
妊娠中や出産後、おなかの手術のあと、体に痛みや持病がある方は、補正下着を使う前に医師・医療機関に相談し、その指示を優先してください。着けていて苦しさやしびれ、肌の赤みを感じたときはすぐに脱ぎましょう。
季節やトイレの困りごと
補正下着を使い始めた方からよく聞く困りごとと、選ぶときの工夫をまとめました。
| 困りごと | 選び方・使い方の工夫 |
| 夏にむれる・暑い | メッシュや薄手の生地、ショート丈を選ぶ。汗をかいた日は早めに着替える |
| トイレで下ろしにくい | ショート丈やショーツ型にする。ロングは裾を折り返してから下ろす。ボディスーツは股のホックが開くものを選ぶ |
| ウエストが丸まる・折れる | ウエストが幅広のもの、ボトムのウエストより低めの高さを選ぶ。サイズが小さくないか見直す |
| 裾が食い込む・段ができる | 裾のゴムが平らなものや、裾が切りっぱなしのつくりを選ぶ。丈をボトムに合わせる |
| 座るとお腹が苦しい | 押さえ具合がやわらかいもの、ミドルウエストのものにする。長時間座る日はショーツ型に替える |
| 服の上に線がひびく | レースや縫い目の少ないもの、肌に近い色を選ぶ |
補正下着は、毎日同じものを着けなければならないものではありません。仕事の日はショーツ型、フォーマルの日はロングやボディスーツ、と場面ごとに使い分けると、無理なく続けやすくなります。寝るときは脱いで、締めつけの少ないショーツやパジャマに着替えましょう。ドレスや和装の下に着るインナーはブライダルインナーの選び方で、ガーターベルトとの組み合わせはガーターベルトの付け方で紹介しています。
お手入れと替えどき
補正下着の伸びる生地は、熱と摩擦に弱い素材です。洗濯表示を確かめ、洗濯機で洗えるものはホックを留めて洗濯ネットに入れ、弱い水流で洗います。乾燥機は避け、形を整えて陰干しにしましょう。押さえ具合を保つには、2〜3枚を交代で使うと1枚ずつの傷みを抑えやすくなります。
- はいても押さえられている感じが弱くなった
- ウエストや裾のゴムが伸びて、丸まりやすくなった
- 生地が薄くなった、毛玉や白っぽい筋が出てきた
こうした変化が出てきたら、見直しのタイミングです。洗い方は下着の取り扱い方と洗濯方法、替えどきは下着の買い替えの目安で、丈・ウエストの高さ・押さえ具合の選び方はガードル・補整下着の選び方でも紹介しています。ほかの下着の種類はランジェリーの種類と選び方をご覧ください。
補整下着の一覧を見る
よくある質問
補正下着と補整下着は違うものですか?
同じものを指す呼び方です。下着の業界では「補整下着」と書くことが多く、一般には「補正下着」とも書かれます。英語ではファンデーションと呼ばれ、ガードル・ボディスーツ・ウエストニッパーなどが含まれます。
ガードルを着けると体型は変わりますか?
ガードルや補整下着は、着けている間のシルエットを整えて見せるものです。SHIROHATOでは、体型そのものが変わるとはお伝えしていません。服を着たときのラインをなめらかに見せたい日に使うものと考えてください。
ガードルはショーツの上からはきますか?
多くのガードルはショーツの上からはくつくりです。ショーツと一体になったショーツ型ガードルなど、直接はくタイプもあるので、商品ページの説明を確かめてください。
ガードルのサイズに迷ったら大きいほうと小さいほうのどちらですか?
ウエストとヒップを測り、サイズ表で両方が入るサイズを選びます。2つのサイズにまたがるときは、ヒップに合わせるか、締めつけが苦手なら大きいほうを選ぶと着けやすくなります。小さすぎるサイズは食い込みやはみ出しの原因になります。
ガードルを着けたまま寝てもいいですか?
多くのガードルは日中に着けるものとして作られています。寝るときは脱いで、締めつけの少ないショーツやナイトウェアに着替えるのがおすすめです。
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