このページでわかること
- 夜の下着選びの基本は「気にならない・締めつけ感が少ない・寝返りしやすい」
- ナイトブラを着けて寝るメリットと、ブラを外して寝る場合の考え方
- ノーパンで寝る、靴下を履いて寝るなど、よく聞く疑問への答え
- 生理中の夜や、冷えが気になる夜の工夫
もくじ
- 夜の下着選びの基本
- ブラは外して寝る? 着けて寝る?
- ナイトブラを着けて寝るメリット
- ショーツは? ノーパンで寝るのはどう?
- 靴下を履いて寝てもいい?
- 夜用の下着をそろえるときのポイント
- 腹巻やレッグウォーマーは?
- よくある質問
夜の下着選びの基本
寝るときの下着は、「気にならない」「締めつけ感が少ない」「寝返りしやすい」の3つを満たしていれば、何を選んでもかまいません。厚生労働省の睡眠ガイドでは、リラックスできる寝衣・寝具で眠ることがよい睡眠につながるとされています。下着も、パジャマと同じようにリラックスできるものを選びましょう。
日中の下着は、服を着たときのシルエットや、動いてもずれないことを考えて作られています。そのまま寝ると、横になったときにワイヤーやゴムが当たって気になることがあります。気になるようなら、夜用に着け心地のやさしいものを用意するのがおすすめです。
ブラは外して寝る? 着けて寝る?
結論から言うと、寝ている間のバストの揺れや横流れが気になるなら、夜用のナイトブラに着け替えて寝るのがおすすめです。寝ている間も胸元を包んでおけるので、寝返りのたびにバストが動いたり、仰向けで脇へ流れたりするのを気にせず過ごせます。何も着けないほうが楽という人は、外して寝てもかまいません。
着けて寝たい場合に避けたいのは、日中用のワイヤー入りのブラをそのまま着けることです。横になると胸の位置が変わり、ワイヤーやホックが体に当たりやすくなります。夜は、ノンワイヤーブラやブラトップ、ナイトブラなど、やわらかいものに替えると休みやすくなります。
ナイトブラを着けて寝るメリット
ナイトブラは、寝ている間のバストをやさしく包んで支え、寝返りや横向き寝による揺れや横流れを抑えるための夜用のブラです。ワイヤーのないつくり、幅の広いアンダー、脇まで包む布、伸縮性のある生地などで、横になっても体に当たりにくく、着けたまま休みやすいように作られています。
- 揺れ・横流れを抑える: 仰向けで脇へ流れたり、寝返りのたびに揺れたりするのを、着けている間やさしく抑えます。
- 朝まで胸元が気になりにくい: バストがカップに収まっているので、寝起きの胸元の乱れが気になりにくくなります。
- 安心して休める: 何も着けないと落ち着かない人も、やわらかく包まれることで落ち着いて休めます。
バストが大きめで揺れや重さが気になる人はもちろん、小さめで寝返りのたびに片側へ寄るのが気になる人、横向きで寝ることが多い人にも向いています。タイプ別の特徴や着け方はナイトブラとは? 着けるメリットと選び方で詳しく紹介しています。
ナイトブラを選ぶときのチェック
- 着けて横になり、寝返りを打ったときに、ずれや当たりが気にならない
- アンダーや脇のゴムが食い込まず、深呼吸しても苦しくない
- 肌に触れる面がやわらかく、縫い目やタグがごろつかない
- 毎日洗えるよう、2〜3枚を交代で使える
サイズが小さすぎると締めつけ感が強くなり、大きすぎると包む力が足りなくなります。締めつけが苦手な人は、縫い目の少ないシームレスタイプや、ゆるやかに包むブラトップから試してみるのもおすすめです。それでもきついと感じる夜は、無理に着けずに寝てかまいません。
ブラトップやキャミソールで寝るのは?
カップ付きのブラトップやキャミソールは、ブラとインナーが一体になっているので、パジャマの下に一枚で着られて手軽です。胸まわりのゴムがゆるやかなものを選べば、ナイトブラ代わりにも使えます。夏はブラトップ一枚とショートパンツで寝る、冬はパジャマの下に重ねる、と季節で使い分けることもできます。
ショーツは? ノーパンで寝るのはどう?
ショーツも、締めつけが気にならないものであれば好みで選んでかまいません。睡眠に関する公的な資料には、寝るときにショーツを履くべきか、履かないほうがよいかについての記載はありません。「ノーパンのほうがよく眠れる」「健康によい」といった話を見かけることがありますが、裏付けとなる公的な情報は見当たりません。
ウエストや脚口のゴムの跡がつきやすい人は、ゆったりした形のショーツや、股上の深いもの、脚口にゴムのないものを試してみてください。パジャマのパンツだけで寝る場合は、肌に直接触れるので、肌ざわりのよい綿やガーゼの素材を選ぶと快適です。
生理中の夜は
生理中は、寝ている間の経血もれが気になって眠りが浅くなったり、寝返りを打てなかったりすることがあるとされています。夜は、おしりまで覆う形のサニタリーショーツと夜用のナプキンを組み合わせると、寝返りしやすくなります。
靴下を履いて寝てもいい?
履いてもかまいませんが、締めつけが少なく、温めすぎないものを選びましょう。靴下については、資料によって考え方が分かれています。
- 眠りに入るとき、体は主に手のひらや足の裏から熱を逃がして、体の内部の温度を下げていきます。厚生労働省のe-ヘルスネットでは、厚手の靴下や電気毛布で手足を温めすぎると、この放熱が妨げられることがあるとされています。
- 一方で、冷えて寝つきが悪い人は、寝る前に足を温めると寝つきを助けるという学会誌の解説や研究もあります。
両方をふまえると、足が冷えて眠れない夜は、寝る前に足を温め、暑く感じたら脱げるようにしておくのがよさそうです。選ぶなら、口ゴムがゆるく、足首を締めつけないクルー丈くらいのもの、通気性のある素材のものが向いています。日中用の着圧ソックスは、締めつけ感が強いものが多いため、寝るときに使う場合は、就寝用として作られたものを選び、表示されている使い方を確認しましょう。
夜用の下着をそろえるときのポイント
夜用の下着は、日中用とは分けて、洗い替えを含めて用意しておくと迷わずに済みます。寝ている間にも汗をかくため、夜用の下着も毎日洗うのが基本です。
| アイテム | 夜用に選ぶポイント | 目安の枚数 |
| ナイトブラ・ブラトップ | ワイヤーなし、アンダーがやわらかい、寝返りでずれにくい | 2〜3枚 |
| ショーツ | ゴムの当たりがやさしい、股上が深め、肌ざわりのよい素材 | 日中用と共用でも可 |
| サニタリーショーツ(夜用) | おしりまで覆う形、寝返りしても気になりにくい | 生理期間の夜の分 |
| 靴下・腹巻 | 口ゴムがゆるい、締めつけ感が少ない、暑くなったら外せる | 季節に合わせて1〜2組 |
新しく買うときは、店頭で試着できない通販でも、商品ページのサイズ表やアンダー・ウエストの寸法を確認すると失敗を減らせます。サイズの測り方はサイズガイド(サイズ表と測り方)で紹介しています。ブラのサイズが合っているかどうかは、ブラのサイズが合っていないサインでもチェックできます。
腹巻やレッグウォーマーは?
腹巻は、おなかまわりの冷えが気になる人が、締めつけの少ないものを選んで使うぶんには問題ありません。寝ている間にパジャマの上着がめくれても、おなかを覆っておけます。リブ編みのように伸縮性があり、ウエストに跡がつかないものを選びましょう。
足首を覆うレッグウォーマーは、つま先が出ているので、足先を温めすぎたくない人にも使いやすい形です。暑くなったら外せるよう、ゆるめのものを選んでください。季節ごとの服装の調整は季節別の寝るときの服装で紹介しています。
よくある質問
寝るときはブラを外したほうがいいですか?
寝ている間のバストの揺れや横流れが気になるなら、外すのではなく、夜用のナイトブラに着け替えるのがおすすめです。日中用のワイヤー入りのブラは横になると当たりやすいため、そのまま寝るのは避けましょう。何も着けないほうが楽という人は、外して寝てもかまいません。
ナイトブラは必要ですか?
寝返りや横向き寝でバストが流れたり揺れたりするのが気になる人には、着けて寝るのがおすすめです。ナイトブラは寝ている間のバストを包んで支え、揺れや横流れを抑えながら、着けたまま休みやすいように作られています。締めつけ感が気になる場合は、サイズや形を見直してみてください。
靴下を履いて寝てもいいですか?
履いてもかまいませんが、締めつけが少なく、温めすぎないものを選んでください。眠りに入るときは足の裏などから熱を逃がすため、厚手の靴下で温めすぎると放熱を妨げることがあるとされています。一方、寝る前に足を温めると寝つきを助けるという研究もあります。足が冷えて眠れないときは、寝る前に履いて、暑くなったら脱げる口ゴムのゆるいものが向いています。
ノーパンで寝るのはよくないですか?
よくないということはなく、好みで選んでかまいません。睡眠に関する公的な資料には、寝るときのショーツについての記載はありません。締めつけが気になる人は、ゆったりしたショーツや、パジャマのパンツだけで寝る方法もあります。生理中は、サニタリーショーツとナプキンを組み合わせると安心です。
この記事に出てくる用語
睡眠とルームウェアを知るトップへ