MATERIALS素材を知ると、下着選びがもっと楽しくなる同じ形の下着でも、素材が変わると肌ざわりや着心地、お手入れのしかたが変わります。季節や使う場面、好みの肌ざわりに合わせて、素材にも目を向けてみましょう。 CONTENTS 品質表示(組成表示)の見方 天然繊維の特徴 化学繊維の特徴 レース・メッシュなどの生地 機能素材の見方 季節・場面別の選び方 よくあるご質問 Fiber Content品質表示(組成表示)の見方 下着のタグには、洗濯表示のほかに「綿 95% ポリウレタン 5%」のような素材の表示があります。これは家庭用品品質表示法にもとづく組成表示で、使われているすべての繊維の名前と、その割合(混用率)を百分率で表すことが定められています。 割合の大きい順に読む最初に書かれている繊維が、その下着の肌ざわりや性質の中心になります。 部位ごとの表示もあるブラジャーなどは「本体」「レース部分」「パッド」のように、部位ごとに分けて表示されることがあります。 少量の伸縮素材に注目数%のポリウレタンが入っていると、伸びがよく体にフィットしやすくなります。 出典:消費者庁「繊維製品品質表示規程」。洗濯の記号の読み方は洗濯表示の見方をご覧ください。 Natural Fibers天然繊維の特徴 素材特徴お手入れの注意点 綿(コットン)吸水性があり、やわらかな肌ざわり。肌着やショーツ、ルームウェアに広く使われます縮みやすいものもあるため、乾燥機は表示を確認。白い綿は黄ばみ防止のため、すすぎを十分に シルク(絹)なめらかで光沢があり、軽い着心地。ランジェリーやナイトウェアに使われます摩擦や日光に弱いため、中性洗剤でやさしく手洗いし陰干し。洗濯できない表示のものもあります 麻(リネン)さらっとした手ざわりで、夏向きのインナーやルームウェアに使われますしわになりやすいため、軽く形を整えて干します ウール保温性のある素材で、冬向けの肌着やタイツなどに使われますもみ洗いや高温で縮みやすいため、表示を確認して押し洗いに Synthetic Fibers化学繊維の特徴 素材特徴お手入れの注意点 ナイロン軽くて丈夫で、なめらかな肌ざわり。ブラジャーやショーツ、ストッキングに多く使われます日光で黄ばみやすいので陰干しを。高温のアイロンは避けます ポリエステル乾きやすく、しわになりにくい素材。スポーツインナーやパッドの素材にも使われますほかの衣類の色や汚れを吸着しやすいため、白や淡い色は分けて洗うと安心です ポリウレタンゴムのように伸び縮みする繊維。数%加えることで、フィット感やずれにくさが生まれます熱・塩素系漂白剤・時間の経過で劣化しやすい素材。乾燥機や直射日光を避けます レーヨン・モダール木材パルプなどを原料とする再生繊維。しっとりなめらかで、とろみのある肌ざわりです水にぬれると弱くなりやすいため、やさしく押し洗いし、強い脱水は避けます アクリルふんわりと軽い風合いで、冬向けのインナーやソックスに使われます毛玉ができやすいため、裏返してネットに入れて洗います POINT! ポリウレタンを含む下着は、伸びが戻らなくなってきたら買い替えのサイン。買い替えの目安もご覧ください。 複数の素材が使われている場合は、いちばん弱い素材に合わせてお手入れします。 Fabricsレース・メッシュなどの生地 素材(繊維)とは別に、生地の作り方によっても着心地は変わります。 レース透かし模様のある生地。引っかけやすいため、ネットに入れ、金具の付いたものと分けて洗います。 メッシュ網目状で通気性のある生地。スポーツインナーや夏向けの肌着によく使われます。 フライス・スムース伸縮性のある編み地。肌あたりがやわらかく、肌着や子ども用インナーに多く使われます。 サテン光沢のある織り方。ランジェリーやナイトウェアに。摩擦で毛羽立ちやすいので手洗いがおすすめです。 シームレス(無縫製)縫い目を少なくした生地や仕立て。アウターにラインがひびきにくい下着に使われます。 パイルタオルのようにループのある生地。ルームウェアや汗取りインナーに使われます。 Functional Fabrics機能素材の見方 商品名や説明に書かれている「機能」は、生地の性質や加工のことです。商品ページの説明で、どのような素材・加工なのかを確認して選びましょう。 表示の例どんな素材・加工か 吸汗速乾汗を吸いやすく、乾きやすいように工夫された生地。スポーツや夏のインナーに 接触冷感肌にふれたときにひんやりと感じやすい生地。感じ方には個人差があります 保温・あったか素材保温性のある素材や、熱を逃がしにくい編み方の生地。冬のインナーに 抗菌防臭加工生地の上で菌が増えにくいように加工したもの。SEKマークは、第三者機関の試験・評価を経て認証を受けた製品にだけ表示できます UVカット紫外線を通しにくくした生地。アウターとしても着られるインナーなどに 下着の素材や加工は、肌ざわりや快適さのための工夫です。肌のかゆみや赤みなどが続く場合は、着用をやめて皮膚科などの医療機関にご相談ください。 How to Choose季節・場面別の選び方 季節・場面選びやすい素材・生地 夏・汗をかく日綿、麻、吸汗速乾素材、メッシュ 冬・冷える日ウール、アクリル、保温性のある素材 スポーツポリエステルなどの吸汗速乾素材、伸縮性のある生地 おやすみ・リラックス綿、モダール、シルクなど肌ざわりのやわらかい素材 薄手のトップスを着る日シームレスの生地、ベージュ系の色 場面ごとの下着の選び方はシーン別の下着の選び方でも詳しくご紹介しています。 Q&Aよくあるご質問 綿100%と、ポリウレタン入りの綿はどう違いますか?綿100%は自然な風合いが特徴です。ポリウレタンが数%入ると伸縮性が加わり、体にフィットしやすく、ずれにくくなります。ただしポリウレタンは熱や時間の経過で劣化しやすいため、お手入れに注意が必要です。 シルクの下着は家で洗えますか?洗濯表示で家庭での洗濯ができる表示であれば、中性洗剤を使ってやさしく手洗いし、陰干しします。洗濯不可の表示があるものは、クリーニング店にご相談ください。 白い下着が黄ばんできたのはなぜですか?皮脂汚れや洗剤の残り、日光や時間の経過による変化などが原因と考えられます。すすぎを十分に行い、陰干しすることで目立ちにくくなります。漂白剤は洗濯表示で使用できるか確認してからにしましょう。 接触冷感の下着は、どのくらい涼しく感じますか?接触冷感は、肌にふれた瞬間にひんやりと感じやすい生地のことで、感じ方には個人差があります。汗をかく場面では、吸汗速乾性のある素材を組み合わせると快適に過ごしやすくなります。 素材の表示はどこで確認できますか?商品に付いているタグの組成表示で確認できます。当店でお買い物の際は、各商品ページの「サイズ/仕様」にも素材を記載しています。