この記事でわかること
- トイレトレーニングを始める目安として、自治体が紹介しているサイン
- トレーニングパンツの種類(層の厚さ・素材)と選び方
- 用意する枚数の考え方と、親子で無理なく進めるコツ
もくじ
- トレーニングパンツとは
- 始める目安となるサイン
- トレーニングパンツの選び方
- 何枚用意する?準備のポイント
- 洗濯とお手入れのポイント
- 親子で無理なく進めるコツ
- トレーニングの次は、はじめてのパンツ選び
- よくある質問
トレーニングパンツとは
トレーニングパンツ(トレパン)は、おむつからふつうのパンツへ移るあいだに使う、練習用のパンツです。見た目はパンツに近く、股の部分の布が何枚か重なった厚めのつくりになっているものが多くあります。
おむつと違って、濡れたときにお子さま自身が「出ちゃった」と感じやすいのが特長です。その感覚が、トイレで出すことを意識するきっかけになると考えられています。一方で、おむつほどの吸収力はないため、床や服が濡れることもある、と考えておくと気持ちに余裕が生まれます。
始める目安となるサイン
トイレトレーニングを始める時期に、決まった年齢はありません。自治体の子育て資料では、次のような様子が見られることを、始める目安として紹介しています。
自治体の資料で紹介されている目安
- 一人で座ったり、歩いたりできる
- 大人の言うことが、おおむねわかる
- おむつが濡れない時間がある程度続く(札幌市の資料では1時間半以上、横浜市港南区の資料では2時間程度)
- 出たことを、しぐさや言葉で伝えられる
札幌市の資料では、トイレトレーニングが終わる時期は平均すると2歳半〜3歳ごろとしつつ、あくまで目安で、個人差が大きいと添えています。横浜市港南区の資料でも、子どものペースに合わせることが大切だとされています。
きょうだいや周りの子と比べて焦る必要はありません。お子さまの様子を見ながら、「そろそろかな」と感じたときが始めどきです。
発達や排せつのことで気になるときは
おしっこの回数や様子、発達のことなどで心配があるときは、トレーニングの進め方だけで解決しようとせず、かかりつけの小児科や自治体の子育て相談窓口に相談してください。
トレーニングパンツの選び方
トレーニングパンツは、股の部分の布の重なり(層)の数や素材、ウエストのつくりなどに違いがあります。進み具合や使う場面に合わせて選びましょう。
| チェックしたい点 | 選び方のヒント |
| 層の数(厚さ) | 始めたばかりの時期は層が多めのもの、慣れてきたら薄めのものへ。商品ページで「○層」などの表記を確かめます |
| 防水布の有無 | 外側に防水布が入ったタイプは、服まで濡れにくいつくり。ふつうのパンツに近い感覚にしたいときは防水布なしのタイプを |
| 素材 | 肌に触れる面が綿など、やわらかく水分を吸いやすい素材かどうか |
| ウエスト・脚口 | お子さまがひとりで上げ下ろししやすいか。ゴムがきつすぎないか |
| 柄・色 | 好きな色や柄を本人に選んでもらうと、はくのが楽しみになることも |
サイズは「ゆるすぎず、きつすぎず」
ゆるすぎると脚のすき間から漏れやすく、きつすぎると自分で上げ下ろしするのが難しくなります。お子さまが自分で脱ぎ着できるかどうかも、サイズ選びの大事なポイントです。
何枚用意する?準備のポイント
トレーニング中は、1日に何度か着替えることもあります。洗濯の回数や、園での使い方を考えて準備しましょう。
- 家庭での枚数を決める洗い替えを含めて5〜6枚程度から始め、足りなければ買い足すと無駄がありません。冬など乾きにくい季節は少し多めに。
- 園の持ち物を確かめる保育園や幼稚園によっては、トレーニングパンツの枚数や名前の書き方が決まっていることがあります。事前に確認しておきましょう。
- 着替えセットを用意するパンツだけでなく、ズボンや靴下の替え、汚れものを入れる袋もひとまとめにしておくと、外出先でも慌てずにすみます。
洗濯とお手入れのポイント
トレーニングパンツは、くり返し洗って使うものです。お手入れのしかたで、使い心地が長持ちします。
お手入れのコツ
- 汚れたら、できるだけ早めに水で予洗いしてから洗濯する
- 層が厚い部分は乾きにくいので、裏返して風通しのよいところで干す
- 漂白剤や乾燥機が使えるかどうかは、洗濯表示を確かめてから
- 防水布入りのタイプは、高温で乾かすと傷みやすいことがあるので注意する
ゴムが伸びて脚まわりにすき間ができてきたら、漏れやすくなるサインです。サイズが合わなくなったときと同じく、買い替えを考えてみてください。
親子で無理なく進めるコツ
トイレトレーニングは、うまくいく日もあれば、そうでない日もあるもの。お子さまのペースを大切にしながら、親子で楽しく取り組めると理想的です。
続けやすくする工夫
- トイレで出せたら、シールを貼るなど「できた」を一緒に喜ぶ
- 失敗しても叱らず、「次はトイレで出そうね」と声をかける
- 本人が嫌がるときは、無理をせずいったんお休みする
- 外出時や夜は、紙のパンツタイプと使い分けて、親の負担も減らす
進み具合は一人ひとり違います。一時的に後戻りしたように見えることもありますが、あまり気にしすぎず、長い目で見守ってあげてください。
トレーニングの次は、はじめてのパンツ選び
トイレで出せることが増えてきたら、ふつうのパンツへ切り替える時期です。最初は、ひとりで上げ下ろししやすい、ゴムのやわらかいものを選ぶと、お子さまも扱いやすいでしょう。
男の子のパンツの形の違いはブリーフ・トランクス・ボクサーの選び方で紹介しています。入園にあわせた下着の準備は入園・入学準備の下着チェックリストもあわせてご覧ください。
よくある質問
トイレトレーニングは何歳から始めればいいですか?
決まった年齢はありません。自治体の子育て資料では、一人で座ったり歩いたりできる、言葉がおおむねわかる、おむつが濡れない時間が一定以上ある、出たことを伝えられる、といったサインを目安として紹介しています。年齢よりも、お子さまの様子を見て始めるのがよいとされています。
トレーニングパンツは何枚くらい必要ですか?
洗濯の回数や、園で使うかどうかによって変わります。家庭で使う場合は、洗い替えを含めて5〜6枚程度から始めて、足りなければ買い足すご家庭が多いようです。乾きにくい季節は少し多めにあると安心です。
布のトレーニングパンツと、紙のパンツタイプはどう使い分けますか?
布のトレーニングパンツは、濡れた感覚がわかりやすく、洗って繰り返し使えるのが特長です。紙のパンツタイプは、外出時や夜など、汚れたときの対応が難しい場面で使いやすいでしょう。場面に合わせて併用するご家庭もあります。
なかなか進まなくて焦ってしまいます。
トイレトレーニングの進み方には大きな個人差があり、自治体の資料でも、子どものペースに合わせることが大切だとされています。うまくいかない時期があっても、いったんお休みして様子を見るのもひとつの方法です。気になることがあるときは、自治体の子育て相談窓口やかかりつけの小児科に相談してみてください。
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