この記事でわかること
- 妊娠初期・中期・後期の体の変化と、下着の替えどき
- マタニティブラ・マタニティショーツの選び方
- 産後まで使えるもの・買いすぎないためのそろえ方
もくじ
- 妊娠の時期と、体の変化
- 妊娠中の下着選びの基本
- マタニティブラの選び方
- マタニティショーツの選び方
- 体重の変化とサイズの見直し
- 買いすぎないそろえ方
- よくある質問
妊娠の時期と、体の変化
妊娠期間は、大きく初期・中期・後期に分けて説明されます。ただし、区切り方は資料によって少し違います。厚生労働省の働く女性向けのサイトでは初期を15週まで、厚生労働省の出産なびや横浜市の資料では13週ごろまでとしています。ここでは目安として、次のように整理します。
| 時期 | 週数の目安 | 体の変化(資料より) | 下着のポイント |
| 初期 | 〜13週または15週ごろ | 見た目の変化はまだ少ない | 締めつけが気になったら、やわらかいものに |
| 中期 | 16〜27週ごろ | つわりが落ち着き、おなかが目立ち始める(福祉医療機構)。乳腺が発達して乳房が大きくなる(長崎市) | マタニティブラ・ショーツに替えどき |
| 後期 | 28週ごろ〜 | おなかがさらに大きくなる | 産後まで使えるもの、入院の準備(28週ごろまでに) |
体の変化の進み方には個人差があります。週数にこだわらず、今の下着がきつい、食い込む、と感じたときが替えどきです。
妊娠中の下着選びの基本
自治体の資料にある、妊娠中の下着選びのポイント
- おなかを強く締めつけない(松戸市)
- 体を冷やさない(松戸市)
- 通気性・吸湿性のよいものを選ぶ(松戸市)
- ブラジャーで胸を圧迫しない(松戸市・福井市)。普段より大きめのものを使う(松戸市)
- きついガードルやベルトは注意が必要。気になるときは産婦人科などに相談する(大垣市)
マタニティブラの選び方
妊娠中は胸の大きさや形が変わっていくため、サイズの調整がしやすいものが使いやすくなります。
| チェックポイント | 選び方 |
| ワイヤー | 胸を圧迫しにくいノンワイヤーが選びやすい |
| アンダー | ホックの段数が多い、または伸びやすいもので、きつくなったら調整できる |
| カップ | やわらかく、胸の大きさの変化にある程度なじむもの |
| 産後の使い方 | 前開きやカップをずらせるタイプなら、授乳期まで続けて使える |
授乳期のブラについては授乳ブラの選び方で詳しく紹介しています。
マタニティショーツの選び方
| タイプ | 特徴 | 向いている人 |
| 深ばき(おなかを包む) | おなか全体を包み、ずり下がりにくい | おなかを冷やしたくない人、包まれる感じが好きな人 |
| 浅ばき(おなかの下) | おなかの下ではき、ウエストが当たらない | おなかにゴムが当たるのが苦手な人 |
| 産前産後兼用 | ウエストの高さや幅を調整できるものなど | 産後も続けて使いたい人 |
どのタイプでも、ウエストや脚まわりのゴムが食い込まないかを目安にしましょう。おなかの大きさが変わったら、はき心地も見直してください。
体重の変化とサイズの見直し
こども家庭庁の資料では、妊娠前の体格ごとに妊娠中の体重増加の目安が示されています。下着のサイズを見直すときの参考にもなります。
| 妊娠前の体格(BMI) | 体重増加の目安 |
| 低体重(やせ)(18.5未満) | 12〜15kg |
| ふつう(18.5以上25.0未満) | 10〜13kg |
| 肥満1度(25.0以上30.0未満) | 7〜10kg |
| 肥満2度以上(30.0以上) | 個別に対応(上限5kgまでが目安) |
出典:こども家庭庁「妊娠中と産後の食事」。体重や体調のことは、健診で医師や助産師に相談してください。
買いすぎないそろえ方
- きつさを感じたら、まず1〜2枚ブラとショーツを1〜2枚ずつ試し、着け心地を確かめます。
- 中期に洗い替えを足す体に合うものがわかったら、洗い替えを含めて3枚前後にそろえます。
- 後期は産後を見すえて授乳ブラや産褥ショーツなど、入院・産後に使うものを準備します。松戸市の資料では、入院の準備は28週ごろまでにとしています。
入院の持ち物は出産準備:ママの準備品リストに、妊婦帯については妊婦帯・腹帯の種類と着け方にまとめています。
よくある質問
マタニティ下着はいつから必要ですか?
決まった時期はありません。今の下着がきつい、締めつけが気になる、と感じたときが替えどきです。長崎市の資料では、妊娠5か月(16〜19週)ごろに乳腺が発達して乳房が大きくなり、体に合った下着を選ぶよう案内しています。
ふだんのブラジャーを使い続けてもいいですか?
胸を圧迫しなければ使えます。松戸市の両親学級の資料では、妊娠中のブラジャーは普段より大きめのものを使い、圧迫しないことが大切だとしています。カップやアンダーがきつく感じたら、サイズを見直しましょう。
マタニティショーツは必要ですか?
おなかが大きくなると、ふだんのショーツのウエストが食い込んだり、ずり下がったりしやすくなります。おなかを包む深めのタイプか、おなかの下ではく浅めのタイプなど、締めつけないものを選ぶと過ごしやすくなります。
何枚くらい用意すればいいですか?
洗い替えを考えると、ブラ・ショーツとも3枚前後から始め、体の変化に合わせて買い足すと無駄を減らせます。産後も使えるタイプなら、授乳期まで続けて使えます。
妊娠中の体重はどのくらい増えますか?
こども家庭庁の資料では、妊娠前の体格ごとに体重増加の目安が示されています。たとえば妊娠前の体格が「ふつう」(BMI18.5以上25.0未満)の人は10〜13kgが目安です。体重や体調のことは、健診で相談してください。
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