2026.10.21
寒くなると夜のおしっこが増える|冷えとトイレの関係
夏はうまくいっていたのに、寒くなってから夜の失敗が増えた。おむつを外せたと思っていたのに、また戻ってしまった。秋から冬にかけて、こうした相談が増えます。本人の頑張りが足りないわけではなく、気温が下がると体の仕組みが変わるためです。今回は下着通販のSHIROHATOが、冷えとトイレの関係を整理して、下着まわりでできることをご紹介します。
できていたことができなくなると不安になりますが、季節が原因なら春には戻ります。焦らずに冷え対策から始めてみてください。
寒くなると回数が増える理由
気温が下がると、体は熱を逃がさないように働きます。皮膚に近い血管を細くして、体の中心に血液を集める。これは寒さから体を守るための仕組みです。
その結果、体の中心を流れる血液の量が増えます。腎臓を通る血液も増えるので、作られる尿の量も増えます。つまり寒いと、単純に量が増えるということです。
もうひとつ、おなかや腰まわりが冷えると、ぼうこうの筋肉が縮みやすくなります。ためられる量が減るので、少ない量でも行きたくなります。
この2つが重なるのが、秋から冬です。量が増えて、ためられる量が減る。夏と同じ間隔では間に合わなくなります。
大人でも冬はトイレが近くなります。子どもの場合、ぼうこうがまだ小さく、寝ているあいだに起きる力も弱いので、その影響が失敗という形で出やすいということです。
下着まわりでできること
01.おなかと腰を冷やさない
いちばん効くのは、おなかと腰を冷やさないことです。ここが冷えるとぼうこうが縮みやすくなるので、覆っておくだけで回数が変わることがあります。
肌着の丈を見てみてください。成長して丈が足りなくなった肌着は、座ったときや腕を上げたときに腰が出ます。おへそが隠れる長さがあるか確認してください。
グンゼ GUNZE キッズ ジュニア あったか厚地 9分袖シャツ 2枚組 女児 本体綿100%(¥1,408):本体綿100%のあったか厚地9分袖シャツ2枚組(女児用)。おなかまで覆える丈があり、裏起毛ではないので寝ているあいだに汗をかいても蒸れにくいつくりです。
02.パンツは綿で、締めつけないものを
パンツも綿を選んでください。化繊のものは汗を吸わないので、少し漏れたときに肌に残ってしまいます。
もうひとつ、ゴムの締めつけが強いものは避けてください。腰まわりを締めつけると血のめぐりが悪くなり、かえって冷えにつながります。
グンゼ GUNZE キッズ ジュニア 女児 ショーツ 2枚組 ガールズ 綿100% 子供肌着 女の子(¥880):女児用ショーツの2枚組。綿100%です。夜の失敗が増える時期は替えの枚数が必要になるので、まとめ買いしておくと洗濯が回ります。
グンゼ GUNZE キッズ ジュニア 無地 ボクサーパンツ 2枚組 男児 子供肌着 綿100% 100-160(¥847):男児用ボクサーパンツの2枚組。綿100%で100cmから160cmまで展開があります。ボクサータイプは太ももまで覆うので、脚の付け根からの冷えも防げます。
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03.替えの枚数を確保する
失敗が増える時期は、替えの枚数が足りなくなります。夜中に起きて着替えるとき、手元に替えがなければ親子ともつらい思いをします。
パンツは多めに持っておいてください。寝室に数枚置いておくと、夜中に探さずに済みます。
ワコール Wacoal ウイング Wing teen RB6136 ペアショーツ SML ジュニア ティーン パンツ 単品(¥935):ジュニア向けのペアショーツ。SMLの展開があります。2枚セットなので、替えの枚数を確保するのに向いています。
04.足元を暖める
意外に効くのが足元です。足が冷えていると体全体が冷えるので、おなかを覆うのと同じくらい効果があります。
ただし靴下をはいて寝るのは、締めつけが強いと逆効果になります。寝るときは口ゴムがゆるいものを選ぶか、布団や湯たんぽで暖めてください。
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日中に足元を冷やさないことも、夜につながります。一日冷えた体は、夜になっても温まりきりません。寝る前だけ暖めるより、日中から冷やさないほうが効果が出ます。
生活のなかで気をつけること
寝る前の水分は、量ではなく時間で調整するのがおすすめです。「飲ませない」のではなく「早めに飲ませる」に切り替えます。夕食のときにしっかり飲んで、寝る1時間前からは控える、という形です。
水分を制限しすぎるのはよくありません。子どもは大人より水分が必要なので、減らしすぎると別の問題が出ます。時間で調整するほうが安全です。
寝る直前にトイレに行かせるのも基本ですが、そのときに「しっかり出しきる」ことを意識させてください。急いで済ませると残ってしまいます。
寝室の温度も見ておいてください。布団のなかは暖かくても、部屋が冷えていると布団から出た肩やおなかが冷えます。寝室の温度を確認してみると、思ったより低いことがあります。
お風呂の入り方も見直せます。寝る直前に湯船でしっかり温まると、布団に入るまでのあいだに体が冷えにくくなります。シャワーだけで済ませる日が続いていると、体の芯まで温まらないまま寝ることになります。
寝具の厚みも確認してください。掛け布団だけ厚くしても、敷布団が薄いと下から冷えます。床に近い場所は温度が低いので、敷くほうを一枚足すと体感が変わることがあります。
そして、失敗を責めないことです。本人の努力の問題ではありません。寒くなったから増えた、と分かっていれば親も落ち着いて対応できます。
心配になったときの考え方
季節が原因の場合は、暖かくなると自然に戻っていきます。秋から冬に増えて、春に落ち着く。この流れであれば、冷え対策を続けながら様子を見て構いません。
気にしたほうがよいのは、一度できていたことが季節と関係なく戻った場合や、日中も回数が急に増えた場合です。そういうときは、小児科で相談してみてください。
園や学校で失敗が続く場合は、先生に伝えておくとトイレに行くタイミングを作ってもらえることがあります。寒い時期は休み時間ごとに声をかけてもらえるだけで変わります。
おむつに戻すかどうかで迷う方も多いですが、本人が嫌がらなければ夜だけ戻すのは悪いことではありません。毎晩の着替えと洗濯で親が疲れてしまうと、かえって長引くことがあります。季節が理由なら、春に外せばよいだけです。
替えの用意を整えておくのも、心の余裕につながります。失敗したときに替えがあると分かっていれば、本人も親も追い込まれません。
寝るときの服装を見直す
冷えが気になるからと厚着させると、今度は寝汗をかいて明け方に冷えます。寝るときの服装は、掛け布団とセットで考えると決めやすくなります。
寝室の温度で決める、寝るときの服装| 寝室の温度 | 着せるもの | 掛けるもの |
|---|
| 20度以上 | 半袖パジャマ | タオルケット |
| 15〜20度 | 長袖パジャマ | 薄手の掛け布団 |
| 10〜15度 | 長袖パジャマ+肌着 | 掛け布団 |
| 10度未満 | 長袖パジャマ+肌着 | 掛け布団+毛布 |
迷ったときは、着せるより掛けるほうで調整すると失敗しません。掛け布団は寝ているあいだに本人が蹴ることができますが、着ているものは自分で脱げないからです。
01.お腹まわりだけは冷やさない
全身を厚着させる必要はありませんが、お腹まわりだけは別です。寝返りでパジャマがめくれると、お腹が出たまま朝まで過ごすことになります。
前がめくれ上がりにくい形のパジャマを選ぶか、肌着を一枚下に着せてズボンに入れておくと、朝までお腹が隠れます。腹巻きを嫌がらない年齢であれば、それがいちばん確実です。
よくある質問
Q. 夜中に起こしてトイレに行かせたほうが良いですか?
A. 睡眠を妨げることになるため、基本的にはすすめられていません。衣類やお部屋の温度でできることを先に試して、それでも気になる場合はかかりつけの小児科で相談してください。
Q. おねしょ対策の下着はいつまで使えますか?
A. 体の成長に合わせてサイズがあるものが多く、本人が気にする年齢になったら見た目が普通の下着に近いものを選ぶと続けやすくなります。無理にやめる必要はありません。
Q. 寝る前の水分は控えたほうが良いですか?
A. 極端に制限すると、かえって体に負担がかかります。衣類の側からできるのは「冷やさないこと」で、水分量の判断は医療の領域になります。心配なときは医師にご相談ください。
まとめ|まず冷やさないことから
寒くなると尿の量が増え、ぼうこうがためられる量は減ります。夜の失敗が増えるのは、この2つが重なるためです。本人の頑張りの問題ではありません。
できることは、おなかと腰を覆う丈の肌着を選ぶ、パンツは綿で締めつけないものにする、替えの枚数を確保する、足元を暖める。この4つです。
水分は減らすのではなく、飲む時間を早めに寄せる。寝室の温度も一度測ってみてください。
SHIROHATOでは、綿100%のキッズ用パンツやおなかまで覆える丈の肌着をそろえています。冷え対策から始めたいときにご活用ください。