2026.08.07
キッズ下着は女の子向けが42.7%|男女別の販売データで見る違い
子ども用の下着売り場に行くと、女の子向けのほうが商品が多いと感じたことはないでしょうか。これは印象だけの話ではなく、販売データにもはっきり表れています。
下着通販のSHIROHATOのキッズ下着の販売実績を、男女別に集計しました。数字の差と、その背景にある事情を見ていきます。
男女別の販売構成比
商品名の表記から男女を判別して集計した結果です。
キッズ下着の男女別 販売構成比| 区分 | 構成比 | 単価指数(全体平均=100) |
|---|
| 女の子 | 42.7% | 75 |
| 男女兼用・記載なし | 39.4% | 139 |
| 男の子 | 17.9% | 73 |
女の子向けが42.7%、男の子向けが17.9%。差は2倍以上あります。残りの39.4%は、男女の指定がない商品や兼用タイプです。
平均単価を見ると、女の子向けと男の子向けはほぼ同水準でした。
集計対象:SHIROHATOの国内販売チャネル(本店および複数の販売モール)における2025年8月〜2026年7月の売上実績。返品・キャンセル分を除いた販売数量ベース。海外向けモールおよび卸・社内販売は集計から除外しています。男女の区分は商品名に含まれる「男児・男の子・ボーイズ」「女児・女の子・ガールズ」等の表記から判定しています。表記がない商品は「男女兼用・記載なし」に分類しました。
なぜ女の子向けが多いのか
この差にはいくつかの理由が重なっています。
もっとも大きいのは、女の子の下着はアイテム数がそもそも多いことです。男の子はショーツと肌着が基本ですが、女の子はこれに加えて、成長にあわせてハーフトップやジュニアブラが必要になります。実際、当店ではジュニアブラ・ハーフトップ類がキッズ下着全体の16.1%を占めます。
もうひとつは、選ぶ基準が増えることです。肌着が透けないか、体育の着替えで恥ずかしくないか、デザインを本人が気に入るか。検討点が多いぶん、店頭ではなく通販でじっくり選ぶ動機が生まれます。
三つめは買い替えの頻度です。女の子は体型の変化にあわせてサイズやアイテムを見直す機会が多く、そのたびに購入が発生します。
ワコール Wacoal ウイング Wing teen パンツがくいこみにくい! non PKパンツ ショーツ ジュニア キッズ 女の子 単品(¥1,122):女の子向けのショーツ。デザインとサイズの両方から選べる品揃えが求められるカテゴリです。
男の子の下着選びで見落とされがちな点
構成比が低いということは、男の子の下着に問題がないという意味ではありません。むしろ見落とされがちな点があります。
ひとつは前開きの有無です。男児用ショーツには前開きタイプと前とじタイプがあり、園や学校での着替えやトイレの慣れ方によって使いやすさが変わります。子ども自身の希望を聞かずに買うと、使ってくれないことがあります。
もうひとつは丈と形です。ブリーフからボクサーパンツに移る時期は子どもによってまちまちで、周りが変えたからと合わせる必要はありません。本人が動きやすいと感じるものが正解です。
三つめは枚数です。男の子は活動量が多く、汗や汚れで1日に複数回替えることもあります。女の子向けよりむしろ多めに用意しておいたほうが回ります。
ヘインズ Hanes 2P ボーイズ ボクサーブリーフ 2枚組 キッズ ジュニア 男の子 男児 HB6EZ702(¥770):男の子向けのボクサーパンツ。前開きの有無は本人の使いやすさで選ぶのが基本です。
兼用タイプという選択肢
集計で39.4%を占めた「男女の指定がない商品」も、実用的な選択肢です。
タンクトップやTシャツ型の肌着、ルームウェアなどは男女で仕様を分ける必要がないものが多く、兼用として展開されています。きょうだいで共有したり、おさがりに回したりしやすいのが利点です。
平均単価が高めなのは、このカテゴリにパジャマやルームウェアといった単価の高い商品が含まれているためです。肌着単体と比べているわけではないので、「兼用だと高い」という意味ではありません。
性別で分かれた商品を選ぶか兼用を選ぶかは、本人がどれくらいこだわるかによります。色や柄を強く希望する年齢になったら、それに沿って選ぶほうが結果的に長く使ってもらえます。
ワコール ウイング ティーン パンツがくいこみにくい non PKパンツ ジュニアショーツ SML 吸汗速乾 Wing teen(¥1,056):女の子向けの定番アイテム。サイズとデザインの両方を確認して選びます。
ルコックスポルティフ ボーイズ 立体成型 ボクサーパンツ 2枚セット キッズ ジュニア ボクサーブリーフ 男の子 前閉じ le coq sportif(¥1,100):男の子向けの商品。活動量が多い時期は枚数を多めに用意しておくと安心です。
まとめ
キッズ下着の販売構成比は女の子向け42.7%、男の子向け17.9%、兼用・記載なし39.4%でした。
女の子向けが多いのは、必要なアイテム数と検討点が多いことの反映です。一方で男の子の下着は、前開きの有無や形の切り替え時期といった本人の使いやすさに関わる点を確認する価値があります。
どちらの場合も、本人の意見を聞いて選ぶことが「買ったのに着てくれない」を防ぐ一番の方法です。
よくある質問
Q1. キッズ下着は男の子向けと女の子向けでどちらが多いですか?
SHIROHATOの販売データでは女の子向けが42.7%、男の子向けが17.9%で、女の子向けが2倍以上でした。
Q2. なぜ女の子向けのほうが多いのですか?
女の子は肌着とショーツに加えて、成長にあわせてハーフトップやジュニアブラが必要になります。当店ではジュニアブラ・ハーフトップ類がキッズ下着全体の16.1%を占めます。
Q3. 男の子の下着選びで気をつけることは何ですか?
前開きの有無、丈と形、そして枚数です。前開きは園や学校での着替えの慣れ方で使いやすさが変わるため、本人の希望を聞いて選ぶと「買ったのに使わない」を避けられます。