2026.08.05
メンズ下着のサイズはM・Lで8割超|販売データで見るサイズ選びの実態
ネットで下着を買うとき、いちばん不安なのがサイズです。試着ができないぶん、「MとLで迷ったらどちらにすべきか」という判断を自分でしなければなりません。
下着通販のSHIROHATOで1年間に売れたメンズショーツ類をサイズ別に集計すると、選ばれ方には非常にはっきりした偏りがありました。数字を見ながら、サイズ選びの考え方を整理します。
サイズ別の販売構成比
まず全体の分布です。SからXXL、3L・4Lまでを含めた集計結果がこちらになります。
メンズショーツ類のサイズ別 販売構成比| サイズ | 構成比 |
|---|
| M | 41.9% |
| L | 41.3% |
| LL | 12.4% |
| S | 1.8% |
| XL | 1.8% |
| 3L | 0.4% |
| XXL | 0.1% |
| 4L | 0.1% |
| 5L | 0.0% |
MとLの2サイズで83.2%を占めます。ここにLLを加えると全体の95%を超え、S・XL・3L以上はいずれも2%未満という結果でした。
集計対象:SHIROHATOの国内販売チャネル(本店および複数の販売モール)における2025年8月〜2026年7月の売上実績。返品・キャンセル分を除いた販売数量ベース。海外向けモールおよび卸・社内販売は集計から除外しています。海外表記サイズ(「M(日本L)」等)は集計から除外しています。
M・Lに集中する理由
これほど極端にMとLへ集中する背景には、いくつか理由があります。
ひとつは、メンズ下着のサイズ展開そのものがM・L・LLの3段階を軸に作られていることです。レディースのブラジャーのようにカップとアンダーの組み合わせで細かく分かれる構造ではないため、選択肢の数がそもそも少ない。結果として、多くの人が同じサイズに集まります。
もうひとつは、下着のサイズがウエスト寸で決まることです。一般的なメンズ下着ではMがウエスト76〜84cm、Lが84〜94cm前後に相当します。日本人男性のウエストの大半はこのレンジに収まるため、自然とこの2サイズに集中します。
ここから言えるのは、「自分のサイズがわからない」場合、まずウエストを測ってから商品ページのサイズ表と照らし合わせるのが最短だということです。身長や体重から推測するより確実です。
シドー SIDO ウエストゴムなし 包帯パンツ ヘムロング ボクサーパンツ メンズ HOHTAI PANTS(¥4,400):ボクサーパンツはウエストのゴム幅で着用感が変わります。サイズ表とあわせてゴム部分の仕様も確認しておくと失敗が減ります。
形によってサイズの出方が変わる
同じ人でも、形によって選ぶサイズが変わることがあります。データにもその傾向がはっきり出ています。
形状別に見たM・L・LLの構成比| 形状 | M | L | LL |
|---|
| ボクサーパンツ | 36.6% | 42.0% | 13.6% |
| ブリーフ | 39.8% | 41.1% | 15.6% |
| ビキニ・Tバック | 49.9% | 40.1% | 8.7% |
| トランクス | 32.0% | 46.7% | 16.6% |
ビキニ・Tバック類ではMが49.9%と過半で、Lを上回ります。一方ボクサーパンツやトランクスではLが最多で、ブリーフもLが41.1%です。
これは布地の面積とフィットの考え方の違いによるものです。ビキニタイプは体に沿わせて着るため、ゆとりを取るとかえって落ち着きません。逆にボクサーパンツは丈があるぶん、窮屈さを避けて余裕のあるサイズを選ぶ人が多くなります。
普段ボクサーパンツでLを履いている方が、はじめてビキニタイプを買うときは、同じLではなくMも候補に入れて考えるとフィット感の失敗が減ります。
シドー HOHTAI PANTS 包帯パンツ CHOROTTO 軽失禁パンツ 前あき ボクサーパンツ メンズ SIDO(¥5,280):前開きタイプは同じサイズでも作りに差が出やすい部分です。レビューでフィット感の記載を確認しておくと安心です。
大きいサイズはどれくらい売れているか
LL以上(LL・XL・XXL・3L・4L・5L)を合計すると14.9%でした。その大半はLLで、3L以上は全体の0.5%程度にとどまります。
これは「大きいサイズを必要とする人が少ない」という話ではなく、3L以上の展開がある商品自体が限られているという供給側の事情が大きく影響しています。選択肢が少ないため、サイズが合う商品を見つけた方はまとめ買いする傾向も見られます。
3L以上をお探しの場合は、はじめから「大きいサイズ」で絞り込んで探すのが効率的です。通常の検索結果に混ざっていると見つけにくいためです。
グレイブボールト monstera leaf ショートボクサー メンズ ボクサーパンツ 前とじ XL XXL 大きいサイズ Gravevault(¥6,380):3L・4Lまで展開のある商品。サイズが合うものが見つかったら、同じ型でまとめてそろえるという買い方が現実的です。
ヘインズ Hanes 3P Vネック Tシャツ 3枚組 メンズ ビッグサイズ インナー パックT HM1EY703(¥2,277):ゆとりのある作りのタイプ。同じLL表記でもブランドによって寸法が異なるため、サイズ表の実寸確認をおすすめします。
まとめ|迷ったときの判断材料
今回のデータから、サイズ選びについて言えることをまとめます。
まず、MとLで83.2%を占めるという事実。つまり多くの人はこの2つのどちらかで落ち着いています。次に、形によって最多サイズが変わるということ。そして、サイズは身長より先にウエストで判断するのが確実だということです。
それでも迷う場合は、まず1枚だけ買って試すのが確実です。下着は複数枚使うものなので、サイズが確定してから同じ型をそろえるほうが結果的に無駄がありません。
よくある質問
Q1. メンズ下着でいちばん売れているサイズは何ですか?
SHIROHATOの販売データでは、Mが41.9%、Lが41.3%で、この2サイズで全体の83.2%を占めます。
Q2. MとLで迷ったらどちらを選ぶべきですか?
ウエストを実測して商品ページのサイズ表と照らし合わせるのが確実です。身長や体重から推測するより正確です。また形によっても変わり、ビキニタイプはMが49.9%と最多ですが、ボクサーパンツはLが42.0%と最多です。
Q3. 3Lや4Lのメンズ下着はありますか?
あります。ただしLL以上を合計しても14.9%で、その大半はLLです。3L以上は商品展開自体が限られるため、「大きいサイズ」で絞り込んで探すのが効率的です。