2026.08.04
キッズ下着のサイズは160cmが最多|販売データと平均身長から考えるサイズ選び
子どもの下着を買うとき、サイズ表記の数字は身長を指しています。ところが実際に売り場で迷うのは「今の身長ぴったりを買うべきか、少し大きめを買うべきか」という点です。
下着通販のSHIROHATOの販売データと、文部科学省の学校保健統計調査による年齢別平均身長を突き合わせて、サイズ選びの考え方を整理しました。
サイズ別の販売構成比
まず販売データです。サイズ表記別に集計しました。
キッズ・ジュニア下着のサイズ別 販売構成比| サイズ | 構成比 |
|---|
| 160cm | 24.7% |
| 150cm | 20.6% |
| 140cm | 13.5% |
| 130cm | 9.5% |
| 165cm | 8.2% |
| 170cm | 7.5% |
| 120cm | 5.1% |
| 110cm | 3.6% |
| 80cm | 3.1% |
| 100cm | 2.0% |
| 70cm | 1.1% |
| 90cm | 1.0% |
もっとも多いのは160cmで24.7%。次に150cmが20.6%、140cmが13.5%と続きます。150cm以上を合計すると全体の約6割を占めました。
つまり当店で買われているのは、いわゆる「キッズ」よりも小学校高学年から中学生にあたる「ジュニア」サイズが中心ということになります。この年齢帯は既製の子ども服から大人サイズへの移行期で、身近な店では品揃えが薄くなりがちな層でもあります。
集計対象:SHIROHATOの国内販売チャネル(本店および複数の販売モール)における2025年8月〜2026年7月の売上実績。返品・キャンセル分を除いた販売数量ベース。海外向けモールおよび卸・社内販売は集計から除外しています。
年齢別の平均身長と照らし合わせる
サイズ表記が身長なら、年齢との対応を知っておくと選びやすくなります。文部科学省の学校保健統計調査による平均身長がこちらです。
年齢別の平均身長(令和6年度学校保健統計調査)| 年齢 | 男子の平均身長 | 女子の平均身長 |
|---|
| 6歳 | 116.7cm | 115.8cm |
| 7歳 | 122.6cm | 121.8cm |
| 8歳 | 128.5cm | 127.7cm |
| 9歳 | 134.0cm | 134.1cm |
| 10歳 | 139.7cm | 141.1cm |
| 11歳 | 146.0cm | 147.8cm |
| 12歳 | 154.0cm | 152.3cm |
| 13歳 | 161.1cm | 155.0cm |
| 14歳 | 166.1cm | 156.4cm |
男子は12歳で154.0cm、13歳で161.1cm。女子は11歳で147.8cm、12歳で152.3cmです。つまり販売データで最多だった160cmサイズは、男子ならおおむね小学6年〜中学1年、女子なら小学5〜6年に相当します。
ここで注意したいのは、平均身長はあくまで平均だということです。同じ学年でも身長差は大きく、とくに小学校高学年から中学生の時期は成長のタイミングが個人でずれるため、学年でサイズを決めるのは危険です。
確実なのは、買う前にその場で身長を測ることです。前回測ってから半年以上たっているなら、思っているより伸びている可能性があります。
出典:文部科学省「令和6年度学校保健統計(学校保健統計調査の結果)」確定値(
文部科学省、2025-02-12公表)。年齢は4月1日現在の満年齢。抽出調査による平均値です。
男の子と女の子でサイズの出方が違う
同じキッズ下着でも、男の子向けと女の子向けではサイズの分布が違います。
男の子向け商品のサイズ構成比| サイズ | 男の子向けの構成比 |
|---|
| 160cm | 25.7% |
| 170cm | 20.7% |
| 150cm | 17.8% |
| 140cm | 13.3% |
| 130cm | 10.2% |
| 120cm | 6.6% |
女の子向け商品のサイズ構成比| サイズ | 女の子向けの構成比 |
|---|
| 160cm | 28.7% |
| 150cm | 23.2% |
| 140cm | 16.9% |
| 165cm | 13.8% |
| 130cm | 9.0% |
| 120cm | 4.7% |
男の子向けでは170cmが20.7%と大きなサイズまで伸びるのに対し、女の子向けでは165cmが13.8%で、170cmはほとんど出ていません。
これは成長曲線の違いをそのまま反映しています。女子は12歳で152.3cm、その後14歳で156.4cmと伸びが緩やかになり、一方で男子は12歳の154.0cmから14歳で166.1cmまで大きく伸びます。
つまり女の子はジュニアサイズで卒業してレディースに移るのが早く、男の子は170cmまでジュニアサイズを使い続けるケースが多い。サイズ展開を選ぶときの実用的な目安になります。
グンゼ 子供肌着 男児 綿混 鹿の子 ランニング シャツ 2枚セット キッズ ジュニア 男の子 吸汗速乾 抗菌防臭 GUNZE(¥880):ジュニアサイズの定番インナー。160〜170cmまで展開があると成長期にも対応しやすくなります。
ぴったりか大きめか、判断の基準
サイズ表記の意味がわかっても、実際には「今の身長どおり」か「ワンサイズ上」かで迷います。アイテムごとに考え方が違います。
肌着はぴったりが基本
肌着は汗を吸って肌から離すのが役目なので、体に沿っていないと機能しません。大きすぎると生地が肌から浮いて汗を吸えず、洗濯を繰り返すうちによけいにダブついてきます。
成長を見越して大きめを買いたくなりますが、肌着に限っては今の身長に合ったものを選ぶほうが快適です。
ショーツは大きめが失敗しにくい
ショーツは逆に、少し余裕があるほうが問題が起きにくいアイテムです。小さいと食い込んだり、ゴムの跡がついたりして、子どもが嫌がる原因になります。
サイズ表記が身長基準でも、実際にはウエストと腰まわりで決まります。がっちりした体型の子は身長どおりだときつくなることがあるので、ワンサイズ上を試す価値があります。
成長期は買う枚数を減らす
身長がぐんぐん伸びる時期は、サイズアウトが早く来ます。このタイミングでまとめ買いすると、着ないまま小さくなるものが出ます。
成長が早い時期は「必要な枚数だけ買って、次のサイズで買い足す」ほうが無駄が出ません。逆に成長が落ち着いた時期はまとめ買いが効率的です。
ガロー Garau ショーツ キッズ ジュニア 女の子 2枚セット 無地 リブ 綿100% 100 110 120 130 140 150 160 165 白 黒(¥858):キッズサイズの肌着。肌着は今の身長に合わせて選ぶのが基本です。
アウトドアプロダクツ OUTDOOR PRODUCTS ハーフトップ モールドカップ付き ショーツ 上下セット キッズ ジュニア 女の子(¥1,628):サイズ展開の広い商品。次のサイズも同じ型でそろえられると着用感が揃います。
グンゼ GUNZE キッズ ジュニア 無地 ランニングシャツ 2枚組 やわらか綿100% 子供肌着(¥880):成長期に使いやすいベーシックな商品。必要枚数を見ながら買い足す運用に向いています。
まとめ
キッズ・ジュニア下着のサイズは160cmが24.7%でもっとも多く、150cm以上で約6割。男の子は170cmまで、女の子は165cmまでという展開の違いもデータに出ていました。
学校保健統計調査の平均身長と照らすと、この中心層は小学校高学年から中学生にあたります。ただし個人差が大きい時期なので、学年ではなく実測した身長で選ぶのが確実です。
そして肌着はぴったり、ショーツは少し余裕を。この使い分けを覚えておくと、サイズ選びの失敗が減ります。
よくある質問
Q1. 子どもの下着でいちばん売れているサイズは何ですか?
SHIROHATOの販売データでは160cmが24.7%で最多、150cmが20.6%、140cmが13.5%と続きます。150cm以上で約6割を占めます。
Q2. サイズは今の身長ぴったりを選ぶべきですか?
アイテムによって変わります。肌着は汗を吸って肌から離す役目があるため今の身長に合ったものを、ショーツは食い込みを避けるため少し余裕があるものを選ぶと失敗が少なくなります。
Q3. 身長160cmは何歳くらいですか?
文部科学省の令和6年度学校保健統計調査では、男子は12歳で平均154.0cm、女子は11歳で平均147.8cmです。160cmは男子なら小学6年〜中学1年、女子なら小学5〜6年に相当します。ただし個人差が大きいため、実測した身長で選ぶのが確実です。