2026.08.04
データで見るメンズ下着の形の選ばれ方|ボクサー・ブリーフ・ビキニの販売構成比
メンズ下着を選ぶとき、最初に迷うのが「形」です。ボクサーパンツ、ブリーフ、ビキニ、トランクス。どれも一長一短があり、周りの人が何を選んでいるのかはなかなか見えてきません。
そこで今回は、下着通販のSHIROHATOが実際の販売データを集計し、どの形がどれだけ選ばれているのかを数字で整理しました。あわせて、販売チャネルによって好みが大きく変わるという発見もご紹介します。
形状別の販売構成比
まずは全体像です。2025年8月から2026年7月までの1年間、当店の国内販売チャネルで売れたメンズショーツ類を、形状別に分類しました。
メンズショーツ類の形状別 販売構成比| 形状 | 構成比 | 前年の構成比 | 単価指数(全体平均=100) |
|---|
| ボクサーパンツ | 37.7% | 45.1% | 95 |
| ビキニ・Tバック | 35.2% | 20.4% | 117 |
| ブリーフ | 23.8% | 29.7% | 86 |
| トランクス | 3.3% | 4.8% | 84 |
もっとも多いのはボクサーパンツで37.7%。次いでビキニ・Tバック類が35.2%、ブリーフが23.8%と続きます。かつて主流だったトランクスは3.3%にとどまり、いまや少数派です。
ここで一つ注意点があります。この数字は「日本の男性全体の下着事情」ではなく、あくまで当店で買われたものの構成比です。当店はデザイン性の高い輸入ブランドやビキニタイプの品揃えが比較的厚いため、一般的な量販店の売れ方とは違いが出ます。そのうえで読んでいただくと、次の章がより興味深いはずです。
集計対象:SHIROHATOの国内販売チャネル(本店および複数の販売モール)における2025年8月〜2026年7月の売上実績。返品・キャンセル分を除いた販売数量ベース。海外向けモールおよび卸・社内販売は集計から除外しています。
買う場所によって好みが違う
同じ商品を同じ価格で並べていても、販売チャネルごとに売れる形はまったく異なります。同一期間・同一在庫での比較なので、これは品揃えの差ではなく「そこに来る人の好みの差」です。
チャネル別の形状構成比| 販売チャネル | ボクサー | ブリーフ | ビキニ・Tバック | トランクス |
|---|
| モールA | 48.0% | 21.5% | 25.9% | 4.5% |
| 本店 | 20.6% | 25.7% | 52.4% | 1.3% |
| モールB | 42.8% | 21.0% | 31.6% | 4.6% |
| モールC | 45.6% | 23.9% | 27.8% | 2.6% |
| モールD | 53.4% | 18.7% | 22.0% | 6.0% |
| モールE | 8.9% | 64.3% | 26.9% | 0% |
モールAではボクサーパンツが48.0%とほぼ半分を占めます。一方、当店の直営サイトではビキニ・Tバック類が52.4%で最多となり、ボクサーパンツは20.6%まで下がります。
さらに対照的なのがモールE経由で、ブリーフが64.3%と圧倒的です。カタログ通販を利用する層と、下着専門サイトをわざわざ探して訪れる層では、求めているものが根本的に違うということがわかります。
つまり「男性はボクサーパンツを選ぶ」という一般論は、見ている場所によって簡単に覆ります。自分の好みが周りと違っても、それは決して珍しいことではありません。
HIMICO uomo LEONARDO ボクサーパンツ レース 前閉じ メンズ M L LL 001series(¥2,200):ボクサーパンツはもっとも選ばれている形。丈が長めで太ももまで覆うため、擦れが気になる方にも向いています。
1年間で起きた変化
前年同期(2024年8月〜2025年7月)と比べると、構成比は思ったより動いています。ボクサーパンツは45.1%から37.7%へと7.4ポイント下がり、逆にビキニ・Tバック類が20.4%から35.2%へと14.8ポイント伸びました。
ただしこれは「流行が変わった」と単純に言えるものではありません。同じ期間に当店ではビキニタイプの品揃えを広げており、選択肢が増えたことが構成比を押し上げた面があります。数字が動いた理由を売り手側の事情まで含めて見ておくのは、データを読むうえで大切なことです。
なお総量そのものは前年から約1.5倍に増えています。どの形が伸びたかという話の前に、メンズ下着をネットで買う人が増えているという土台の変化があることも押さえておきたいところです。
グレイブボールト Border Line フルバック ビキニ メンズ ブリーフ 3052625 日本製 Gravevault(¥2,970):ビキニタイプは布地の面積が小さく、ボトムスに響きにくいのが利点。細身のパンツを履く方から支持されています。
形ごとの価格帯と選び方の目安
形が決まっても、そのなかでの選び方が残ります。平均単価とあわせて、それぞれの特徴を整理します。
ボクサーパンツ
平均単価は全体平均よりわずかに低い水準(単価指数95)。もっとも選択肢が多く、価格帯も広い形です。丈の長さで印象が変わるため、太ももの擦れが気になる方は長め、蒸れが気になる方は短めという選び方が基本になります。
ブリーフ
平均単価は手頃な水準です(単価指数86)。フィット感があってもたつかないため、スラックスの下や作業着の下で選ばれることが多い形です。後述する年代別のデータでは、年齢が上がるほど支持が強くなる傾向がはっきり出ています。
ビキニ・Tバック
平均単価は4つの形でもっとも高い水準です(単価指数117)。デザイン性の高いブランド商品が多いためで、機能性より見た目や気分を重視して選ばれる傾向があります。
トランクス
平均単価は4つの形でもっとも低い水準(単価指数84)。構成比は3.3%と小さいものの、締めつけのなさは他の形では代替できません。ゆとりのある着用感を求める方には根強い支持があります。
ティーエム コレクション TM collection × SHIROHATO コラボ STRIKESKIN ビキニ ブリーフ Tバック もっこりスタイル M L LL(¥1,870):ブリーフは価格が手頃で、まとめ買いにも向いています。フィット感を重視する方の定番です。
ポール & ジョー ワッペン付き ストライプ トランクス レディース メンズ 前開き アンダーウェア ユニセックス 男女兼用 PAUL & JOE(¥4,180):トランクスは締めつけが少なく、就寝時や在宅時に選ぶ方も少なくありません。
まとめ|多数派に合わせる必要はない
今回のデータからわかったことを整理します。
ひとつめは、ボクサーパンツが37.7%でもっとも選ばれている一方、全体の6割以上はそれ以外の形を選んでいるということ。ふたつめは、買う場所によって好みの分布がまったく違うということ。みっつめは、形ごとに価格帯にはっきり差があるということです。
下着は毎日肌に触れるものなので、周りが何を選んでいるかより、自分がどう感じるかのほうがはるかに重要です。今回の数字は「自分の好みは変わっているかもしれない」という不安を解消する材料として使っていただければと思います。
SHIROHATOでは、4つの形すべてを幅広い価格帯でご用意しています。気になる形から試してみてください。
よくある質問
Q1. メンズ下着でいちばん選ばれている形は何ですか?
SHIROHATOの国内販売データ(2025年8月〜2026年7月)では、ボクサーパンツが37.7%でもっとも多く選ばれています。次にビキニ・Tバック類が35.2%、ブリーフが23.8%、トランクスが3.3%です。
Q2. トランクスはもう売れていないのですか?
構成比では3.3%と少数派ですが、なくなったわけではありません。締めつけの少なさは他の形では代替できないため、ゆとりのある着用感を求める方には根強い支持があります。
Q3. 買う店によって売れる形が違うのはなぜですか?
同一期間・同一在庫でも、モールAではボクサーパンツが48.0%、SHIROHATO直営サイトではビキニ・Tバック類が52.4%、モールE経由ではブリーフが64.3%と大きく異なります。品揃えの差ではなく、そのチャネルを利用する人の好みの差によるものです。